テーマ:
~時代の流れとともにアップサイクル~
はじめに
昨年はやっと通常開催ができ、にぎやかで笑顔溢れる紙まつりが戻ってきたと実感しました。また、テーマであった「世代継承」を念頭に、まずすっぽりと抜けていた10代~20代の若者に興味をもってもらえる内容を考え、参加すること、足を運んでもらうことを目標に企画を考えました。その結果、例年の紙まつりでは見られない世代が会場に多数集まり、部会長であった私の第一歩としては大成功であったと感じております。
かわのえ紙まつりがスタートして今年で46回目、四国中央紙まつりとなって20年。昭和・平成・令和と時代は流れ、人々の生活や考え方、環境も変化してきました。ただただ昔はこうだったと伝えても「昔は昔、今は今」と、どこかの歌にあるような返答が返ってくるのが世の常。『今』を認め、新たな人材を信じ羽ばたかせる。変化を恐れることなく、我がまちの伝統・文化、紙への感謝と誇り、それらをもって一歩前進したその先に、新たなまつりの姿ができてくると信じます。
紙まつりに興味を持ち、自分も参加してみたい、関わってみたいと思ってもらうこと、そんな紙まつりにしていくことが、今後も長く紙まつりを継承していく鍵になると信じ、今年もみなさまとともに楽しみたいと思います。
キャッチフレーズ:『変遷』
~時代の流れとともに移りゆく人と心の波をアップサイクル~
基本方針:
歴史を重んじながら未来へつなぐ
若者の関心を引きだし育む
私でもできるかも! 地域のみんながいるから!
老若男女つながろう!
令和 6年1月
第46回 四国中央紙まつり実行委員長
髙橋 英理子